天皇陵参拝のきっかけは神社参拝から
何で陵墓参拝を始めたのか。そして続いているのかをお伝えします。
神社参拝のきっかけは『古事記の宇宙』だった
きっかけは、竹内睦泰氏の著書『古事記の宇宙』でした。
それまでは、日常生活で神社へお参りすることはなく、旅先で観光名所としてお参りする程度。御利益に興味はあっても、どんな神様なのかに興味を持ったことはありませんでした。
『古事記の宇宙』を読んでから、神話と歴史だと思ってた古事記の始まりがビッグバンだという解釈に衝撃を受け、それまでまったく頭に入ってこなかった神様の名前がすんなり入ってくるようになりました。
『ぼおるぺん古事記』で古事記リテラシーを強化
積読本として本棚にあったこうの史代さんの『ぼおるぺん古事記 3』に手をとり、読み進めることで、神々のビジュアルもセットでインプットされたことも大きかったと思います。
ひとえに神様といっても、神代の神様もいれば、実際の存在した天皇などが祀られていることもあることもようやく知るようになりました。
神社参拝が習慣に
当時住んでいた渋谷のマンションの近くの氷川神社へお参りするようになり、都内の気になる神社や旅先では、祀られている神様を確認してからお参りするようになりました。
その頃読んで参考となったのは、八木龍平氏の『成功している人は、なぜ神社に行くのか』、長崎洋二氏の『開運したければこの神社に朝、一人でお参りしなさい。』『東京開運☆さんぽ』です。
もともとせっかちな正確で、「目的地を目指し、目的を達成するとそれで終わり」というタイプだったので、深呼吸をするとか、気を感じるとか、そういったことはありませんでした。
能力者の語るおすすめポイントなどで、意識的にその場の気を感じるようにするようになると、だんだんと、「よい場所」に気付けるようになりました。もしかしたら、先入観の影響であって、自分にとって本当に「よい場所」なのかどうかは分かりませんが。。。
それでも、日常的に神社をお参りし、自宅に簡易的な神棚を造り、毎日手を合せるようになり、旅行の目的も神社巡りが中心になっていったので、自分自身が神社を求めていたのではないかと解釈しています。
そして、神社参拝が日常に溶け込んだ頃、たまたま天皇陵に立ち寄ることになりました。