陵墓スタンプラリーの旅

歴代天皇の陵墓の参拝記録です。現在過去の参拝記録を元に日々更新中。

第50代_桓武天皇_柏原陵陵




天皇基礎情報

生  没 737年- 806年4月9日
在  位 781年4月30日- 806年4月9日
御  父 第49代光仁天皇天皇(第一皇子)
御  母 生母は百済系渡来人氏族の和氏の出身である高野新笠
諱    山部(やまのべ)
エピソード 官人の途を歩んでいたが、父白壁王が62才という高齢即位したため、皇后井上内親王、皇太子の他戸親王が廃され、37才で皇太子となる。そこには、藤原不比等の孫の百川、永手、良継らの画策があったと考えられている。皇太子早良親王が無実の罪で淡路配流中に絶命し、その後怨霊の仕業と思われるできごとが続き、長岡京を捨て、平安京へ遷都した。

陵墓比定の経緯

在世中に宇多野への埋葬を希望したが、不審な事件が相次ぎ卜占によって賀茂神社の祟りであるとする結果が出され、改めて伏見の地が選ばれ、柏原陵が営まれた。『延喜式』に記された永世不除の近陵として、古代から中世前期にかけて朝廷の厚い崇敬を集めた。しかし中世の動乱期において不明となり、豊臣秀吉の築いた伏見城の敷地内に入ったため、深草・伏見の間とのみ知られていた。元禄年間の修陵で深草鞍ヶ谷町浄蓮華院境内の谷口古墳が考定され、その後幕末に改めて桃山町の現陵の場所に定められた。しかし、根拠は乏しく、別に桃山丘陵の頂き付近にとする説もある。

アクセス


京阪・近鉄丹波橋」下車し東へ徒歩13分程度。





住宅街を通り抜け、途中からは眺めのよい緩やかな上り坂。

東山区伏見区陵墓参拝ルート

月輪陵~伏見桃山陵を参拝した記録です。
cynchroniciteen.hatenablog.com

周辺の環境




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高台の木々に囲まれた静かな環境にある。

陵墓基礎情報

所在地 京都府京都市伏見区桃山町永井久太郎
拝観時間 常時拝観可能
タイプ 山の上眺望タイプ※遙拝所は木々に囲まれている
陵形 円丘
陵印保管場所 桃山陵墓監区事務所

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