陵墓スタンプラリーの旅

歴代天皇の陵墓の参拝記録です。現在過去の参拝記録を元に日々更新中。

第79代_六條天皇_清閑寺陵




天皇基礎情報

生  没 1164年12月28日-1176年8月23日
在  位 1165年8月3日-1168年4月9日
御  父 第78代二條天皇(第二皇子)
御  母 松尾大社家の大蔵大輔伊岐致遠女
諱    順仁(のぶひと)
エピソード わずか2歳という前例のない若さで即位、5歳で上皇に。国務は祖父・後白河宇上皇が取り仕切った。13歳の若さで亡くなった。

アクセス


山科と東山五条を結ぶ国道一号線の山の頂上辺りにある。周囲に目立った観光スポットはないが、最寄りの京阪バス清閑寺山ノ内町」は、三条京阪四条河原町行きのバス、六地蔵・醍醐バスターミナル行きのバスが10分毎にあるのでアクセスは悪くない。バス停から北へ0.2km。




石の案内版などがあるので分かるはず。
レンタサイクルで、後白河天皇陵・清閑寺陵・御清閑寺陵・天智天皇陵をまわっても良い。
また、清水寺子安塔近くの門から歩いて5分程度なので、ハイキングがてら行くのもよい。



東山五条からは上り坂でかなりきついが、トンネルを抜けて山科方面へ走り抜けるのは爽快。

周辺の環境


国道1号線の峠に近く、お寺、墓地、葬儀があるが一般の住宅はほとんどない。

陵墓基礎情報


地図から判断すると、六條天皇の陵墓は高倉天皇のさらに上に位置する。清閑寺の方へ登っていくと遠くから拝むことができるのが六條天皇陵かもしれない。

所在地 京都府京都市東山区清閑寺歌ノ中山町
拝観時間 常時参拝可能
タイプ 山の上眺望タイプ
陵形 円丘
陵印保管場所 月輪陵墓監区事務所※御陵印は高倉天皇と同じ

周辺スポット

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観光スポット

清閑寺

高倉天皇の寵愛を受けた小督局(こごうのつぼね)*1
が、平清盛の怒りに触れ、ここで尼となったと伝えられ、山門を入ったところに供養塔がある。境内の要(かなめ)石から眺めると、視界が扇形に広がる。紅葉の名所でもある。
清水寺子安塔近くの門(閉門17時)から徒歩約5分で清閑寺へ行くこともできる。

清水寺

清水寺子安塔近くの門から歩いて5分程度

*1:小督局は、類稀な美貌の箏の名手で、冷泉隆房の愛人だったが、高倉天皇に見初められ寵姫となる。しかし中宮建礼門院徳子の父平清盛の怒りに触れ、坊門院範子内親王高倉天皇第2皇女)を出産したのちに清閑寺で出家させられた。